独身の人でも年末調整で還付金がもらえる?

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コラム

独身の人でも年末調整で還付金がもらえる?

年末調整=家族持ちの人が受け取るものと思っていませんか?

年末調整は給与から源泉徴収された所得税を正しく計算する手続きのことで、源泉された税金をその年の確定所得税額より多く支払いすぎていると還付金を受け取ることも可能です。

年末調整で還付金が受け取れるといわれると、結婚して家族のいる人が対象ではないかと思っている人もいるでしょう。

例えば結婚している人は配偶者控除を受けれます。さらに家族に障害者のいる場合には、障害者控除が適用されます。また離婚などが原因で、シングルマザー・シングルファザーになった場合には、寡夫・寡婦控除の適用が受けられます。このようにみると、家族に関する控除が多くあり、独身だと年末調整で還付金を受け取れないようにみえます。

しかし、年末調整をして正しい所得税に計算しなおして還付金を受け取るにあたって考慮すべき項目はほかにもあります。所得税を計算するうえで独身の方でも適用できる控除はあります。ですから年末調整をすれば、還付金を受け取れる可能性も出てきます。

そもそも年末調整って何?

年末調整という言葉は知っているけれども、詳しい内容についてはよくわからないという人もいるでしょう。

簡単に言えば、勤務先の会社のしかるべき部署で従業員の代わりに行う簡易確定申告手続きのことです。

毎月の給料から天引きとして、所得税や社会保険料が最初から差し引かれています。こちらの天引きも会社で行うのですが、場合によっては余計に税金を徴収している可能性があります。逆に納税額が不十分である可能性もあるので、この過不足を計算して調整することが年末調整です。

独身でも還付金がもらえる可能性が高い年末調整とは?

独身でも年末調整することで還付金が受けられるのは、年の途中で会社に就職した場合などです。例えば新卒で4月入社する人が多いでしょう。月収20万円と仮定すれば、年収240万円と仮定して天引きをします。しかし税金はその年の1月1日~12月31日を一つの単位としますので、最初の年度は20×9の180万円となります。240万円を前提にして年収180万円の人から税金を天引きすると多くとりすぎてしまいます。よって年末調整をすれば、還付金を受け取れる可能性が出てくるのです。

また、独身の方でも将来のために生命保険に加入している人もいるでしょう。そうなると生命保険料控除が適用され、年末調整をすることで還付金を受け取れる可能性がありますので、ぜひチェックしておきましょう。